マツイ写真場は、大阪府大阪市西区九条の写真館です
お宮参り・七五三・成人式など各種記念撮影いたします
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初めて
お宮参り
される方の参考に・・・
鎌倉時代ころから始まって一般化した、赤ん坊と氏神様(自分が居住する地域の守り神、産土神
(うぶすながみ)
)との対面の儀式です。赤ちゃんが初めて公的に外出する機会であり、氏神様の神社を参拝します。
氏神様の神社に参拝し終わったら、親類知人宅を訪ね、顔見せと出産のお礼を言って回りました。訪問された家では、犬の張り子のおもちゃを渡しました。
これは新生児が氏子に加わったことの報告、承認のしきたりでした。つまり、この日から地域社会の一員として認められたということでしょう。
マツイ写真場から徒歩約2分のところには、
茨住吉神社
という素敵な神社さんがあります。
詳しくはこちら
一般的に、男児は誕生後31日目・女児32日目という地方が多いようです。しかし、男児31日目・女児33日目、男児30日目・女児31日目、男児30日目、女児33日目など、地方によって様々です。つまり、誕生後30日前後に行うと思っていただけばいいでしょう。
古くは生後100日に行われ、古典には、120日、75日に行ったという記録も残っています。
ですので、男児31日目、女児32日目などと細かくこだわる必要は全く無く、天候の穏やかな日、母子の健康状態、お父さんの仕事の休日なども考慮に入れて、だいたい生後30日あたり、1ヶ月検診が終わった後ぐらいを目安にされてはいかがでしょうか。
お宮参り
をする時期がちょうど真夏にあたるので、少し時期をずらして涼しくなってからお参りをする、という方もたくさんいらっしゃいます。厳寒、酷暑を避けるというのもひとつの方法ですね。
赤ちゃんに掛ける祝い着は、一つ身と呼ばれる背縫いのない着物で、かつては母方の実家から嫁ぎ先の家紋をつけたおめでたい柄の衣装が送られました。この祝い着は3才の七五三の晴れ着に仕立て直すことが出来ます。
正式な祝い着は男の子の場合、羽二重地の紋付で鷹やめでたい図柄などの「熨斗目模様(のしめもよう)」、女の子の場合は綸子地(りんず)や縮緬地(ちりめん)に花柄などをあしらった「友禅模様」が用いられます。
しかし、祝い着はその日だけのものになりますので、レンタルにされるというのも一つの方法かと思います。マツイ写真場では、お宮参りの撮影される方に
初着無料レンタル
を行っています(撮影後のお出掛けも無料です!)
付き添いのお祖母さまやお母さまの装いは、かつては黒留袖と決まっていましたが、今では無地の一つ紋や小紋、訪問着などにしたり、スーツやワンピースなどで略式にするケースが増えてきています。
当店でも、最近は和装よりもスーツやワンピースでお越しになる方のほうが、かなり多くなっています。
男性はスーツが一般的です。ご兄弟がおられる場合は、学校の制服を着られるとよいかと思います。
赤ちゃんを抱くのは父方のお祖母さまがしきたりですが、ご家族の都合で母方のお祖母さまであっても差し支えないと思います。また、両方の親が遠方の場合、ご夫婦だけで参られても結構です。その場合はお母さまがお抱き下さい。
赤ちゃんにお宮参り用のよだれ掛けをつけます。次に、赤ちゃんを抱き上げ、祝い着を赤ちゃんを抱いた上から赤ちゃんを包むように掛け、祝い着のひもをお抱きの方の背中で結びます。
ひも銭などをつけられる場合は、結ぶ前に祝い着のひもにひも銭を通してから結びます。ひも銭は落とすといけませんので、中身ははずしておかれるとよいでしょう。
できあがりはこんな感じ!
赤ちゃんをお抱きの方は、お参りの間ずっと赤ちゃんを抱き続けることになるので、かなり大変!ですので抱っこベルトなどをお持ちでしたら、それを使うと負担が少なくなります。
抱っこベルトが無い場合は、大判の風呂敷をたすきがけにし、その間に赤ちゃんを入れて赤ちゃんのお尻を風呂敷で受けてあげれば、抱っこベルトの代用となります。これだけでもかなり楽になりますので、お宮参りに行く前に一度おうちで試してみられることをお勧めします!
赤ちゃんを抱くお祖母さまのあとに両親が従う形で向かう、などの形があるようですが、特に決まりはありません。あらかじめ社務所に申し込めば、お祓い、祭詞奏上をしていただけます。お礼は、紅白蝶結びの水引をかけて、のし袋に入れ、「御玉串料」、または「御初穂料」と表書きし、赤ちゃんの名前で贈ります。
お宮参りのときに、赤ちゃんの額に「大」「小」と書く風習があります。なぜそのような文字を書くのでしょうか?図書館でいろいろ調べてみるも意外と明確な答えが見つかりません・・・。ようやく見つけた本によると
「宮参りの子供の額に『犬』の字や、男児なら『大』、女児なら『小』の字を書くという例は全国で聞かれる。これは本来は『アヤツコ』とよばれ、もとは二つの線が斜めに交わる形状を指し、かまどの墨や、鍋墨で『×』のしるしをつけるものであった。それがいつしか『犬』や『大』の文字に変わり、また鍋墨では汚いので紅が用いられるようになった。ゆえに『大』や『小』の文字には特別な意味はないのである。アヤツコは異なった世界が交差することを意味する印で、それが転じて魔よけと見なされるようになったものと考えられる」
八木透 編 「日本の通過儀礼
」
とあります。
要するに魔よけのおまじない「×」の印が変化して「犬」や「大」になり、「大」の対となる「小」が生まれたということでしょうか。古くは古事記にも額に犬と書いたとあるそうですので、このおまじないは千数百年の歴史をもつ風習のようです。
当店では、現在文字を書かれない方のほうが多くなっているという印象です。
額の字は口紅で書くのですが、なかなかきれいに書くのが難しい!ですので字を書かれるときは、どなたかに赤ちゃんの頭を持って動かないようにして書くと書きやすいです。それでも赤ちゃんはじっとしてくれませんので、どうしても字がふにゃっと歪んでしまいがちです。ですがその歪んだ字もまたお宮参りのいい思い出になりますので、みなさん千数百年の歴史に挑戦してみてはいかがでしょうか?
もちろん大丈夫です!意外と多いこの質問、みなさん首がすわっていない赤ちゃんがどうやって1人で座っているのか、不思議に思われるみたいですね。答えは簡単、赤ちゃんのお首がぐらっとこないように、人が後ろから見えないように支えているのです。ですので首がすわっていなくても安全に撮影できます。
基本的に、お宮参りの赤ちゃんはお首がすわっていないのが普通です。写真の子はちゃんと首がすわってるのに、うちの子はグラグラ、というわけではありませんのでご安心を。